2013年7月6日土曜日

実体験する



最初に 感じた感覚は
ママのお腹の中にいる時

ママの心臓の音が 一定のリズムで
ボクを守るように 響いていた

パパとママが
僕に話しかける声も 聞いていた

ちょっと動いた拍子に
ママのお腹を蹴った 足の感覚も 覚えている
 
初めて この世界に 出てきた時には
なんて 光がまぶしいのかと 思ったよ

大声で 泣くと
喉の内側の 筋肉が動く

自分の泣き声なんて 初めて聞いたんだ
変な声だから 驚いたよ

初めて飲む おっぱいの味
ちゅぱちゅぱ吸って 呑み込むと お腹に入っていく
ちょっとして ウンチした時は 変な感じだった

それから 毎日
いろんな リズム 音 を聞いて

固い物 柔らかい物 なんでも 握って確かめて

ハッキリ見えるようになると
世界が 色であふれていることにも 驚くんだ

そして 最近は ミルクだけじゃなくて
いろんな味も 感じて わかるようになったんだよ

そう
こんなふうに
数えきれない程の ことを 体験したくて
僕は 体を持つことを 選んだ
そして 生まれてきたんだ

きっと 体験することが多すぎて
実体験する 楽しさが ごく普通のことになって
感動も薄れていくのかも しれないけれど。。。

でも 僕は 体験しつづける

それが 生きるという ことだから



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